上から、ぶっきらぼうな声が聞こえた。 あぁ。この大好きな声。 間違えるはずがない。 「今井くん……」 私は、地面に転がったまま顔だけ上に向けた。 「なに」 「えへへ」 「笑わないで気持ち悪い」 やっぱり、毒舌だ。