俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「いいってば…」




「ねーちゃん威勢いいね。だけど相手が悪いんじゃね?こいつ、多分ちょーしつこいよ」




ねーちゃん?




…あっ!!!




あたし、今…変装中だった。




しかも、矢野はあたしだって気づいてないんだ?











「お前なんだよ、失せろ」




金髪男が、矢野の肩を荒々しく押す。




だけど怯む様子を見せない。




「嫌がってんじゃん。女ならもっと他にいるだろ?」




「はぁ?」




矢野の言葉に反論するように、金髪男が思いっきり矢野をにらみ付けている。