俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「こっ、こらぁ…」



声が上ずるっ。



しかも我ながら、声小さすぎ。




「コーラ?ん、これ飲みてーの?」




金髪男が、手にしているカップを掲げる。




ち、ちがーう!




「あたしたち、もう帰るから…行こ、美琴」




美琴の手を引き、テーブルを離れる。



だけど金髪男は、うしろから着いてきた。









「いーじゃん、いーじゃん。家まで送ってやるし」



「いいってば…」



ファーストフードのお店を出ると、男の子が数人たむろしていた。




この際、この人たちに助けを求めようかな。




「たっ、助けて!」