俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「早くポテト食べれば?」



いつもの調子で、クールに突き放してしまう。



「う、うん。いただきまーす」



苦笑いをしつつ、ポテトをひとつ口に入れる。



それを静かに観察するあたしと目を合わせたあと、美琴は若干愛想笑い。



ぎゅっと手をグーにして、唇の塩を軽く手で拭く。



そんな美琴の食べ方すら、かわい過ぎ。



こんなかわいー子、男がほっとくわけないよね。



きっと学校でも、美琴はこーなんだね。




同じ親から生まれたとは思えないほど、



あたしと美琴は、別人だ。




「おねーちゃん、あたしの顔になにかついてる?」



キョトンとして、見つめ返される。