俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「翔太、おおげさ。みやちゃんはさ、料理も上手くて家庭的で女の子らしくて、モロ俺の理想。

いいお嫁さんに、なりそーだろ」



宮崎さんに…完敗。



あたしがリベンジする隙なんて、1ミリもない。



ショックを受けていると…。









「…だと。お前、2回もフられてんじゃねーよ」



耳元で、ボソッと矢野が呟く。



「うるさい」



あたしには、家庭的な面なんて一切ない。



今からどう頑張っても、宮崎さんにはなれないってわかってるのに…。



宮崎さんに、なりたい。



寿くんにそんなに想われて、羨ましいな。