俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「これは、違うの!あたしに嫌がらせしてるだけで。

あたしは、寿くんが好きなのに!!」



きゃー!



言っちゃった!!



とうとう、告白しちゃった!



どういう反応が返ってくるか、ドキドキしていたら。









「翔太~、じゃじゃ馬慣らし?なんか、楽しそーだね」




あたしの話、全く聞いてないし!!



「だろ~。暇つぶしにちょーどいい」



「暇つぶしって、あんたねぇ」



矢野をニラむと、薄く笑っている。



「だってなー…」



突然手を握ってきて、初めての感覚に体がビクンと跳ねた。







矢野の手は、思ったより熱くて、



大きくて、しっかりとあたしの手を包んでいる。



華奢な見た目と、鬼畜な振る舞いと違い、



温かい…。



意外過ぎて、拒絶するのを忘れてしまうほど。



「ほらな、そーいう反応見たら…なんかこっちまで照れるわ」