俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

しばらくして、チラッと後ろを振り向いた。





…いる。





目線こそは合わせないけど、歩調を合わせるようについてくる。





偶然とは思えない。





「なにか用があるなら、ハッキリ言って」





矢野に向かってそう言うと、諦めたように顔を上げた。













「特に言いたいことはねんだけどー…なんか、いつもデカいお前が今日は小さく見える」





「は?いつもデカいとか、余計なんだけど」





ホント減らず口なヤツ…。





喧嘩売りに来ただけなら、さっさと帰れっつの。