俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

矢野!!




思わず、身構える。





「捨てるなら、俺にくれ」





手を伸ばしてくるけど…。





「あんたにあげるぐらいなら、自分で食べる」





「意地汚ねー女だな」




「どっちが!?人が捨てようとしてたものをもらおうとするほうが、意地汚いよね」





「俺は、モノを粗末にするのが嫌いなだけだ」




うーっ!




なにを言っても、屁理屈で返される。




やっぱ矢野とは、合わない!









「じゃ、一緒に食うか」





なにを思ったか、ニヤッと笑っている。





冗談だとしても、腹立たしい。




「は!?もっとありえないんですけど」




「そんな尖ってんなよ~。アイス食って怒るヤツなんていねーから。文句言わずにさっさと食え」