俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「や~、やっぱムリぃ」




美琴は、その場にへなへなと崩れ落ちている。





「こら、しっかりしなさい!ウチまで来てくれたんだよ、それだけで十分脈ありだよね?」




元気づけたつもりが、首を横に振っている。




「そんなの、わかんない~…」




「わかんないって…」




好きでもない相手の家に来ないと思うけどな。




恋愛経験皆無なあたしの意見なんて、参考にならないかもだけど。









「ずっと好きだったんだよね。コウくんのこと、少しはわかるでしょ」




「わっ、わかんないよ!だって、コウくん…あ、やっぱいい。頑張る」




さっと立ちあがると、美琴はケーキの前に立った。




突然、どうしたんだろ。