俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「ケーキってすごい」




「すごい?」




側にいた美琴が、首を傾げている。




「いや…なんでもない。おいしそう…」




「でしょ?切り分けるね。明日寿先輩にあげたらいいよ」




いいよって、生ものですが。




寿くんには、またなにか別のモノでいいかな。




今週末デートするし、そのときに一緒にケーキでも食べようか…。




ぼんやりとそんなことを考えていると。









「美琴~、これ持ってコウくんにコクりに行け!」




友達のひとりに、急かされてる。




「う、うん…やだ~。緊張するよっ」




「美琴なら、大丈夫!絶対両想い!」




うん、あたしもそう思う。




頑張れ、美琴!