俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「いいって。偶然、会うこと多くって。さっきも、購買で一緒んなってさ」




偶然…なんだ?




先輩が、寿くんを待ち伏せしてるとしたら?




そう言いたい気持ちが、ぐっとこみあげてくる。




ううん、こんなの…あたし、妬いてるみたい。




黙っていると、寿くんが先輩に笑顔で手をひらひらと振った。




それを見て安心したように微笑むと、先輩は帰って行った。










「美夜ちゃんのこと、心配してたんだよ。優しい先輩でさ」




それ、ホントに?



「そうなんだ…」



「今度美夜ちゃんも一緒に話そ。きっと好きになる」




あたしも好きになる?




それ、必要なのかな。