俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「今日は…しょーがねんだよ。突然言われたしな…俺の大切なヤツから頼まれたら、断れねーじゃん」




女を軽視してるような矢野にも、大切な人がいるんだ?




「そんなこと言って、どの女にもいい顔してる?ちゃんとしなさいよねー」




「お前さー、俺に説教すんのか?オネエのくせに」




背中に軽く拳でジャブされる。




「やんっ…触んな」




「変な声出すなよ、俺がなんかしたみてーじゃん」




そう言いながらも、おもしろがって指の先で背中をツーッとひと撫で…。








「きゃ~~~~~っ!!!」




「おいっ…バカ」




あたしの叫び声で、一気に生徒の目がこっちに集中。




あたしの顔は真っ赤だし、異変を感じて寿くんが教室の中に駆け込んできた。




「美夜ちゃん!?」