俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「寿くんなら、購買に。話したいなら、会いに行けば?」




「別に…。守ってくれるナイトがいなくて、かわいそーだな。女がお前に敵意の目を向けてる」




えっ。




振り向くと、確かに…数人の女子がこっちを見てコソコソと話をしていた。





あれは、寿くんファンの子たちだ。




まだ、恨まれてるからね~。




寿くんがいると、言いにくいから、今は、




早く別れろとか、そんな話をしてるんだろうか。








「あたしじゃないよ。矢野を見てるんじゃない?チャラ男がまた女泣かせてるよ~ってね」




「俺が?さっきのは、しょーがねーの」




「しょうがないってなに?約束があるのに、他の子とかデートとか失礼すぎるでしょ」