俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

色気なんて、皆無。




頑張って寿くんがそういう方向に持って行こうとしても、あたしが阻止する。





「ま、参考書でもいっか。そのあと、ウチにおいでよ」




「うーん…考えとく」




「考える必要ないじゃん。俺ら、付き合ってんだし。一度俺の部屋も見てもらいたいし~」




「別に見る必要ないじゃん」




「そーだけど」




なんとかして家に連れ込もうたって、その手にはのらない。




なにか間違いが起きたら、大変だからね?










間違いって言い過ぎかもだけど、




そのぐらいの警戒心がないと。




だってまだ、寿くんとはお友達の延長でいたい。




あたしの気持がはっきりするまで…




あと少し、待って欲しいんだ。