―-キーンコーンカーンコーン。




つっ…疲れた…。




拷問のような昼休みが終わり、やっと教室に戻って来た。




途中で寿くんは、購買に行くと言って別行動に。




そこでやっとあたしは、解放された。












自分の席に着き、次の授業の準備をする。




「ねぇ、どうだった?白王子と付き合った感想」




ちょうど教室に戻って来た心愛が、あたしにそんなことを聞いてきた。




「どうって…まだわかんないよ。一緒にお昼食べただけだし」




「いきなり、チューとか?」




「ああっ…あるっ、あるあるあるわけないしっ!!!!」




カミカミのあたしを見て、心愛が絶句する。