俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「ヤダ…やめてっ…」




ギュっと体を縮こまらせる。





「声聞いて、家まで来てくれ、さ。それだけで、かなり回復した。お前の優しさに、俺はどう応えればいい?」




キスされるのかと思ったら、そうじゃなく。




あたしをいたぶるように、ふうっと首筋に息を吹きかける。




「う…わ、やめて」




ゾクゾクッと、した。









言い返すことすらできず、




泣きそうになっていると、矢野が笑い始めた。




な、なんなの?