俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「あのね…美琴、え…と」




「いい機会だから、お友達にジャッジしてもらおうよ。お姉ちゃんの、この姿」




強引に、ウィッグを頭に乗せられた。




「いっ、いいってば。っていうか、ここ友達の家じゃないし」




「そうなの?だけどさっき、チャイム押したよね?」




うん、そうなんだけどね?




ウィッグをかぶった姿を、1番見せちゃいけない相手なの。




ううん、見せてもいいんだけど…




実は白鳥美夜だって、気づかれちゃいけない相手。




だから…。








「ああっ…まさか。そう、なんだ。きゃっ、あたしったら…」




へ?




突然の美琴のテンションに、思わず振り返る。




あ…。