俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

来る途中、コンビニで購入した袋を玄関ドアの横に置きかけて、躊躇した。




やっぱり、一度声かけようか…。




チャイムを鳴らすけれど、誰かが出てくる気配はない。




電話してみようか。




矢野に電話をかけると…。








「…まだ、着かねーの?」




苦しそうな声が聞こえてきた。




「着いた…よ。家の前にいるの。しんどいだろうけど、出て来て?」




「カギ、開いてっから」




そう言って、切れる電話。




開いてるって、言われても!




どうしろっていうのよ…。