「そういうこと、言ってるんじゃなくて。美夜ちゃんは、そのままでもいいけど、もっとかわいくなれるって言ってんの」




「同じことだろ」




「違うって」




このまま話していても、堂々巡り。




話を途中で強引に終わらせ、自分の席へ移動した。











あ~、ホント最悪だ。




寿くんとのこと、




すっかり忘れてたよ…。




一難去って、また一難。




あたしはいつになったら、平穏な毎日を送れるんだろう…。