俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「や~っぱ、俺の美夜ちゃんだ。優し~なぁ。ま、きっと翔太なら大丈夫。そのうちひょっこり現れるはず」



バシッ!!!



突然抱き着いてきたから、思いっきり頭を叩いてやった。



「いって!!!」



慌てて、あたしから離れると寿くんは机に頬杖をついて、叩かれた頭をさすっている。











「冗談でも、やめて!!」



しっ、心臓…



止まるかと思った!



不意打ちってのもあるけど、寿くんに抱き着かれたショックと、



寿くんから漂う、なんだか甘い香りにクラっときた。



これからしばらく、



甘い香りに、拒絶反応が出そう…。