俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「元気そうに見えたけど…」



「そっ、それは。少し前に退院して、今日は久々に買い物したり外でご飯食べたりして。あの子も結構はしゃいでたから」




矢野の顔が、微かに歪んだ。




ううっ、やっぱこの言い訳苦しい!?



だよね、



ウソつくのって難しい~!



次になにを言おうか考えていたら、



矢野があたしの手を取った。











「わっ、なにすんの!?」



「俺でよかったら、なんでも言えよ。協力する」



え!もしかして、大成功!?



「あ、りがと…」



まさか、ホントに信じるなんて。



「妹、もう大丈夫なわけ?また入院するような病気?」



矢野の表情は、真剣そのもの。



さすがにあたしにも、罪悪感が芽生えた。