俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「おー、思い出した。やっぱ、超タイプ」




え…。



絶体絶命だと思っていたあたしの全身から、




力が抜けた。



チュッ…。








…あ、れ。



あれれれ!?



バッと慌てて口を手で覆う。



や…



今の、なに?



唇に、柔らかい感触と…



チュッていう、リップ音。



「ごめんな、かわいすぎて食べちゃった」



そして、目の前で悪びれずに笑うのは、



金髪男じゃなくて、



矢野翔太だ。