俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?

「おねーちゃん…早く帰ろう」




今まで黙っていた美琴が、初めて声を出した。




完全にビビりきっていて、体も震えている。




「うん、帰ろ…」




―-バキッ!!




え…。









ドサッと地面に崩れ落ちたのは、矢野




…じゃなく、金髪男の方だった。




「やべぇ、マジで殴っちゃったよ。矢野の行ってる学校、元お嬢様学校じゃん。ぜってー停学」




矢野の友達は、そう言いつつもなぜかウケてる。




当の矢野は…。