今のキミが好き ~硬派な彼とあまのじゃくな彼女~

 

『もう暗くなってきたし・・・そろそろ帰ろ?』



季節は12月。
外はあっという間に暗くなる。


学校もテスト前で、完全下校時間は早い。



『そーだな、そろそろ帰ろっか・・・』



腰掛けていた机から立ち上がった彼は、掴んでいた私の手を離して、そのまま私を抱きしめた。

彼の逞しい腕と、匂いに包まれる。



この時間がずっと続けばいいのに。



そう願うけどそれは無理な話で。

私は彼の背中に回した腕に力を込める。





でも、その私の腕の力はすぐになくなる。




彼の瞳には私



また私は視線を捕らわれて外せない










頬を撫でられて、そのまま







彼は私にキスをした。