きっときっかけが欲しかった


あなたに話しかける口実


それは些細なことなのに


口にするまでにたくさんの時間が必要で


口にしている今でさえ


ほらね


声が震えて恥ずかしくて


君の顔を見ることすらできない


こんな事言ったら


君は笑うかな


どんな顔をするかな


ちょっとの勇気と


たくさんの出来事


君がくれたものたちが


私の背中を押してくれる


そう


それは


ほんの少しのきっかけ。