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「___い、起きろ。起きろ!」

「…はい?」

「やっと起きた…ハァ___

まずはその朝起きない癖を直さないとだな。」

時計を見ると、朝7時。
こんなに、寝てたんだ。

…そして制服のまま。
まあいっか。
あたしの制服がどうなろうともう用はないし。

「お前、昨日目ぇ冷やさなかっただろ。」
「…はい。なにか?」
「ちょーブサイク。」

イラッ

「なにがブサイクですか。
自分がちょっと顔がいいからって…」

「バーカ。
わかりやすい挑発に乗ってんじねぇよ。」

…あ。
しまった。

「着替えて外出ろ。
朝練にしちゃ遅ぇが、走ってこい。」

は し る?

「どうしてですか?」

「つべこべうるせぇな、何でもやるんじゃねぇのかよ。
誰も答えは教えちゃくれない。

テメェで考えな。」