***** 「ラミアー、朝食の時間だよ?一緒に食べよう」 いつまで経っても起きて来ない私を心配してファフニールがやって来た。 「一緒に食べてやるから、先に行ってな。」 小さいファフニールに視線を合わせようと屈んで、そう言った。 「わかった!絶対だよ?」 可愛らしく小首を傾げるファフニール。 「ああ。絶対だよ」 クシャッとした髪を撫でるとファフニールは部屋を出て行った。 今日もレジスタンス《抵抗軍》での1日が始まる。