『で、なに?話っ…『前田って好きな奴、おる?』』
私の質問は大和の声でかき消される。
『・・?!』
ぽかんと口を開けてしまった私に
『ちっ』
と、顔を赤く染めた大和が舌打ち、した。
『あ~、やっぱり鈍感な亜紀ちゃんに聞くんじゃなかったかも、はぁ~』
肩を落とす大和。
『え~っ!誰か圭の事好きなの?えっ?誰!誰が圭を好きなの?』
はぁ~っと更に肩を落として大きなため息をつき、わしゃわしゃと両手で自分の髪の毛を乱す大和。
『冗談も休み休み言ってくれ。前田のこと好きなんは、今、亜紀ちゃんの目の前におる、俺』
『えっ?、、え~っ///』

