時間は待ってはくれないもので、あっと言う間に校外学習の日。
どうして山登りとかするんだろ。
結構キツイんだけど。
だって、教室まで上がるのでもやっとなのに。
なんて圭がブチブチ言うのを横目にひたすら登る。前には西谷達。男子3人で何やら盛り上がっている。
『空気キレイだし、気持ちいいね!ダイエット、ダイエット』
そういって圭をたしなめる。
『私はダイエットの必要ないから!』
うん、そだね。ごもっともです。
笑いながら言ってるつもりだと思うけど、圭しゃん、目が笑っていません…怖いです…
2人で他愛のない話をして気を紛らわせながら登ったら結構早く頂上に着いた。
空気がすごくキレイ。
身体は限界に近かったけど、この頂上から見る景色は格別で。
疲れなんて吹っ飛んだ。

