すれ違い、片思い


少しドキッとした。

あの返事以来連絡も取ってなかったから。

私のドキドキには誰も気づかない。



『おーっ久しぶり、前田も福島も元気だった?』



そう言って圭と私を順に見てニコッとする西谷。


私のドキドキは西谷の笑顔で止まった。



『もしかして大和だけ離れた?悲しすぎっ』



『でしょ?俺だけ島流し気分・・・』



低い声でボソボソと落ち込んでいる大和。

すかさず圭が、


『島流しって5組の人に失礼でしょ?』


バシッ



と、大和の背中を思いっきり叩いた。