すれ違い、片思い


今日はクラス発表がある日。



『何組かな?』



圭が大きく貼りだされた掲示板を見ながらつぶやく。



『私また圭と一緒が良いなぁー』



これまで、それはもう結構な確率で同じクラスになってる。



『私は願い下げっ。亜紀の世話はもう飽きたし疲れる』



そう言って大袈裟に肩を落とし溜め息をつく圭に



『・・・はい、残念~っ、今年も亜紀様と一緒、2組だよっ。お世話、よろしくぅ!』



掲示板に貼り出されたクラス分けに自分達の名前をいち早く見つけた私は圭に抱きつく。



『マジで~っって。キャアー、ホントは嬉しいよ!亜紀と一緒で。おっ、西谷も一緒だね。…あーっ、大和は離れた。5組か、かわいそっ』



かわいそうとか言いながら含み笑いをしている圭。



『え?あの2人離れたの?ホントだ、5組。大和、西谷に一途なのにね!』