自分の気持ちを伝えようと、勇気を出して渡した《サンクスカード》と言う名のラブレター。
福島からは卒業後返事は来ず、いてもたってもいられなくなった俺はLINEを送った。
---返事、考えてくれた?---
と。
福島からは″大切な友達″の宣告。
俺も往生際が悪いけど。
---じゃあこれからも友達で!---
精一杯の強がり。
OKがもらえるとは思っていなかったけど、ホント、見事玉砕。
でも勇気を出して頑張った自分を誉めてもいいかな。
これが初めての告白と失恋だから。
頬を熱いものが伝う。
いつ以来?涙を流したのは。
俺はベッドに突っ伏して泣いた。
まさか泣くとは思っていなかった。失恋って、こんなにつらいんだと初めて知った。
その日は晩御飯もほとんど食べられず、母親にかなり心配された。
そして1日経って、やっと大和に報告。
《サンクスカード》で告ったこと。
そして失恋したこと。
この報告のすぐ後に、大和が福島にラインを送ったとは、俺は全く知らなかった。

