すれ違い、片思い


『功、亜紀ちゃん好きでしょ』



中1の、夏休み目前の7月


弁当を食べ終えお茶を口に含んだ直後に大和からの不意打ち



『ヴぉっ、おっっ、ごほっ……』



『わかりやすすぎw まるでマンガww 』



思わずお茶を吹き出してしまった。


何食わぬ顔でマンガを読んでいる大和。

大和は早弁をしているからすでに食べ終えている。

で、でも・・・お前ってそんな洞察力あったか?



『な、な、何を急にっ』



ダメだ、動揺が隠せない。



『何年の付き合いだと思ってる?お前、授業中亜紀ちゃん見てるし』



『えっ?何言って・・そんなわけ、無いだろ』



精一杯の否定をすれど、叶わず。



『まぁがんばり。恋愛初心者君w 』



言い放たれてしまう。きっと今の俺の顔は



『ぶはっっ!お前、顔真っ赤!!』



はいっ、正解。