ネオン街から引退し、私は恋愛して結婚し、そして離婚した。
何年も経っていたけど、アドレスを見てシゲちゃんの店に電話してみた。
『はい!○○です!もしもし~?』
シゲちゃんだ!
「あの…○○ってまだ変わらずやってますか?」
『ユーコちゃん?』
「うん、そうや。何でわかったん?」
『わかるわぁ、声で~!
しかも、まだやってます?なんか失礼な事言うんはユーコちゃん位しかおれへんて!』
「いやぁ、ゴメン。
焦ってあんな事しか出んかっただけやん~。」
『どないしとったん?
もうこの町おれへんのやないか言うて噂しとったんやで?』
私って本当に似た声の人がいない。
聞いた事がないし、聞いたら忘れられない声らしい。
昔の恋人の職場に電話した時も、
「もしもし」
と言っただけで、
『エリちゃん?(当時の名前)』
とすぐ分かった。
こんなだから悪戯はできない。
たまに風邪で酷い声枯れになった時、面白がって大喜びで電話したがるのだけどかける相手が思いつかず悔しがる。
風邪でガラガラのヘンな声でどなたか電話しても……?
何年も経っていたけど、アドレスを見てシゲちゃんの店に電話してみた。
『はい!○○です!もしもし~?』
シゲちゃんだ!
「あの…○○ってまだ変わらずやってますか?」
『ユーコちゃん?』
「うん、そうや。何でわかったん?」
『わかるわぁ、声で~!
しかも、まだやってます?なんか失礼な事言うんはユーコちゃん位しかおれへんて!』
「いやぁ、ゴメン。
焦ってあんな事しか出んかっただけやん~。」
『どないしとったん?
もうこの町おれへんのやないか言うて噂しとったんやで?』
私って本当に似た声の人がいない。
聞いた事がないし、聞いたら忘れられない声らしい。
昔の恋人の職場に電話した時も、
「もしもし」
と言っただけで、
『エリちゃん?(当時の名前)』
とすぐ分かった。
こんなだから悪戯はできない。
たまに風邪で酷い声枯れになった時、面白がって大喜びで電話したがるのだけどかける相手が思いつかず悔しがる。
風邪でガラガラのヘンな声でどなたか電話しても……?