「……どういうこと……?」
「新兄ちゃんは、今年の春に私が企画部に配属されるのを知って、私に言いました。
白石アンナに、イトコだって事を黙っててほしいって」
……え?
胸に何かが刺さった様な衝撃がして、私は咄嗟に左手を胸に当てた。
「ど……どう、して?なんで?」
加奈ちゃんは首を振った。
「すみません!!これ以上は、私の口からは言えないんです!でも私、アンナ先輩に嘘をつき通せなくて。どんどんやつれていくアンナ先輩を見ていられなくてっ」
加奈ちゃんは手に持っていた白い筒を私に手渡した。
「新兄ちゃんはこの画を、『失敗したから要らない』なんて言ってたけど、絶対嘘です。 私どうしても先輩に見てもらわなきゃと思って……。
先輩、本当にすみませんでした。新兄ちゃんの事……私、もう行きます」
「新兄ちゃんは、今年の春に私が企画部に配属されるのを知って、私に言いました。
白石アンナに、イトコだって事を黙っててほしいって」
……え?
胸に何かが刺さった様な衝撃がして、私は咄嗟に左手を胸に当てた。
「ど……どう、して?なんで?」
加奈ちゃんは首を振った。
「すみません!!これ以上は、私の口からは言えないんです!でも私、アンナ先輩に嘘をつき通せなくて。どんどんやつれていくアンナ先輩を見ていられなくてっ」
加奈ちゃんは手に持っていた白い筒を私に手渡した。
「新兄ちゃんはこの画を、『失敗したから要らない』なんて言ってたけど、絶対嘘です。 私どうしても先輩に見てもらわなきゃと思って……。
先輩、本当にすみませんでした。新兄ちゃんの事……私、もう行きます」


