「コンタクトレンズが痛い。合わなくなったんだ」

「髪の毛だって短くて爽やかだったのに」

「これが気に入ってんの」

「ダサ」

「いーだろ別に」

「そんなダサ男、彼女出来ないよ?」

私がそう言うと、新太は串を持つ手を止めてそれを皿に置いた。

「俺に彼女が出来たら、もう会えないよ?」

「当たり前じゃ!私に男が出来てもしかり」

「まあ、最初からそーゆー話だからな」

「うん」

そうだ。

私たちは同期で友達だ。