料理を手伝いながら、自分はなぜ、回復魔法と薬草を使いこなしているのか、理由がはっきりとわかった。

平和なときも、そうでないときも、私の力が人々の役にたつことがみんなの願いだから・・・よね。


オーレア・・・みんなわかっていたんでしょう?

だからあなたも自分の力を分配したのよね。


スープにハーブを入れ、鍋に薬草を干したものを少し入れ、みんなの健康を願う食事ができあがる。


そんな軽い日々、自然な形。


マリカは笑顔で今日もおでかけに病院勤務に、家事に・・・と大忙しである。



~終わり~