でも、あなたは友達と他愛のない話

をして…去っていく。


あなたが遠くなる。


やだ。やだよ。離れたくない。


でも、そんな私の心の声は届かない。


…何かが頬をつたった。

でも私にはそれを考える暇はなかった。



次から次へと溢れるものを


手でぬぐうのが精一杯だった。