「まじあいつさ、生きてる価値あんの?」 「近寄ったら汚いって!!笑」 「まじブス。よく学校来れるよね。」 「一生来なければいいのに〜。」 廊下を歩く度に聞こえる 嘲笑。 ヒソヒソ話。 罵倒。 昨日までの友達も 皆私の存在を無視しました。 …もう、誰も信じられない。 …信じたくない。 「あいつ、本当死ねばいいよねー。」 ふと、どこからか聞こえてきた声。 …そうだ、死んじゃえばいいんだ。 なんで、こんな簡単なことに気付かなかったんだろう。