私を救ったのは、慶兄さんの言葉だった。
強く優しい彼のように力強く私を包む言葉達が綴られている手紙。
彼は私がああいう状況になるってそこまで思いを巡らせていたのだろう。
文月へ
これが最後の手紙にならないことを俺は強く願う。
だけど、無理かもしれない。
もし俺が文月のそばにいられなくなったら、きっと、誰かを見つけて幸せになって。
少しだけ嫉妬しながら、ちゃんと見守るから。
絶対に、幸せになって。
これが俺の一生のお願い。
それと、どうか悲しまないで。
俺の行動はすべてが文月に繋がっているし、俺はきっと文月のためだけに存在してる。
最期の最期まで文月のためにしか俺は動かないし、死ぬときは文月のためだ。
俺は、文月とずっと一緒に過ごせて、多分誰よりも幸せだった。
いつ死んでも悔いがないくらい、俺は幸せだから。
どうかどうか、世界一幸せになって。
慶
強く優しい彼のように力強く私を包む言葉達が綴られている手紙。
彼は私がああいう状況になるってそこまで思いを巡らせていたのだろう。
文月へ
これが最後の手紙にならないことを俺は強く願う。
だけど、無理かもしれない。
もし俺が文月のそばにいられなくなったら、きっと、誰かを見つけて幸せになって。
少しだけ嫉妬しながら、ちゃんと見守るから。
絶対に、幸せになって。
これが俺の一生のお願い。
それと、どうか悲しまないで。
俺の行動はすべてが文月に繋がっているし、俺はきっと文月のためだけに存在してる。
最期の最期まで文月のためにしか俺は動かないし、死ぬときは文月のためだ。
俺は、文月とずっと一緒に過ごせて、多分誰よりも幸せだった。
いつ死んでも悔いがないくらい、俺は幸せだから。
どうかどうか、世界一幸せになって。
慶



