「分かった。フェイはギルドで預かる。リディルのことは頼んだぞ。もっと広い世界を見せてやってくれ。見聞を広め、色んな人と関わり……その上でフェイを選ぶというのなら、私は大歓迎だ」
「うん、そうだね」
ランスは頷いた。
「フェイのこと……本当に、頼んだよ」
「ん? ……ああ、心配するな、あいつは天性の戦士だぞ。年は若くとも、多少のことで根を上げたりはせんだろう」
「そうだね。怪我も心配だけど……」
ランスの笑顔に力がないことに気づいて、アリアは首を傾げた。
「ランス?」
「……本当に、頼んだよ。良く見ててやってくれ」
空色の瞳が、真っ直ぐに深海色の瞳を捉えた。
そこに漂う徒ならぬ雰囲気に、アリアも気を引き締めて頷いた。
「分かった。……心配なのだな。ちゃんと見ているよ、私も母親だからな」
だがしかし、とアリアは続けた。
「何故剣士なんだ……私は拳術しか教えておらんぞ……」
その呟きには、ランスも剣呑な雰囲気を和らげ、首を傾げた。
その理由は後日明らかになる。
「え? だって、剣持ってる方がかっこいいもん」
とぼけた顔でそう言った息子に、アリアの拳が炸裂したのは言うまでも無い。
「うん、そうだね」
ランスは頷いた。
「フェイのこと……本当に、頼んだよ」
「ん? ……ああ、心配するな、あいつは天性の戦士だぞ。年は若くとも、多少のことで根を上げたりはせんだろう」
「そうだね。怪我も心配だけど……」
ランスの笑顔に力がないことに気づいて、アリアは首を傾げた。
「ランス?」
「……本当に、頼んだよ。良く見ててやってくれ」
空色の瞳が、真っ直ぐに深海色の瞳を捉えた。
そこに漂う徒ならぬ雰囲気に、アリアも気を引き締めて頷いた。
「分かった。……心配なのだな。ちゃんと見ているよ、私も母親だからな」
だがしかし、とアリアは続けた。
「何故剣士なんだ……私は拳術しか教えておらんぞ……」
その呟きには、ランスも剣呑な雰囲気を和らげ、首を傾げた。
その理由は後日明らかになる。
「え? だって、剣持ってる方がかっこいいもん」
とぼけた顔でそう言った息子に、アリアの拳が炸裂したのは言うまでも無い。


