『空よりも高く 海よりも深く』
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
これは『Faylay～しあわせの魔法』本編をアリア、ランス視点で見たお話でした。
アリアはさすが、勇者を育てたお母さんだと思います。カッコイイなこの人、と思えるような人物を目指して書きました。
ランスはひたすらに我慢強い。破壊者の力があまりにも強かったので、たまに挫けてしまう場面もありましたが、それでも良く頑張ったと思います。
この夫婦のいいところをフェイレイは受け継いだと思います。二人がいたからこその勇者です。その尊い精神はきっと、子孫へと受け継がれていくことでしょう。
四人で見せたかったオーロラも、きっと、フェイレイとリディル、そしてシンとリィが一緒に見てくれると思います。なんか想像するだけで涙が出ます←
さて、『空よりも～』だけでも読めるように書くとは言ったものの、やはり補足が必要な部分が出てきてしまいました。そのときは本編をどうぞ……（オイ）
それから、何だかはっきりしない事柄が結構あったような気がします。
誰も真実を知らないことは、きっちりと書かないことにしているのですが、これはもやっとするのでは……と心配になってみたり。
実を言うと、本編や次の『麗しき星の花』を読んでも解決出来ないもやっとがあったり、なかったり……。
そんなところがございましたら、何となくこうなのではないかと想像してやってください。適当だ。うん、ごめんなさい。
そして、今回もよそ様よりお子様をお借りしていました。
楓十色様宅のマックスライアン＆タウ親子。
ありがとうございました。
ごめんね怪我させて。でも大丈夫。あの後ちゃんとギルドに戻りましたからね。ご安心ください。
そしてタウは避難先のシェルターで出会う貴族の子女、ファイちゃんとしあわせになります。以前にもどこかで書いたような気がしますが、そんな感じで裏でしあわせになっています。お父さん、安心してください(笑)
ぐだぐだな後書にまで付き合ってくださった方々、ありがとうございました。
アリアとランスの物語が少しでも貴方の心に残りますように。
'16,10 咲倉ゆら
