セルティアをグルトスやターニアのようにしてなるものか。
アリアはじゃあな、とブライアンに声をかけながら屋上を走っていく。そうしていると、黒い煙を吐き出しながら突っ込んでくる飛行艇があった。
それはアリアのすぐ横を通り過ぎると、滑走路を削りながら滑って行って格納庫に激突した。
すぐさま消火剤を持った作業員たちが辺りを取り囲む。
そこに無傷の飛行艇が下りてきた。滑走路途中で止まったそれから降りてきたのはマックスライアンだ。彼はアリアになど気づきもせず、格納庫に突き刺さっている飛行艇へ駆けて行った。
「タウ!」
彼の叫びを耳にして、アリアもそこへ向かう。タウはマックスライアンの息子。そしてフェイレイとヴァンガードを乗せていたパイロットだ。
白い機体には無数に穴が空き、よくこれで帰ってこれたなと言いたいほどだった。
「タウ、フェイたちは!」
マックスライアンを追い越して走っていったアリアは、今にも火に包まれそうな飛行艇から助け出されたタウに飛びついた。
タウはぐったりした様子だったが意識ははっきりしていた。アリアの声に顔を上げると、ゴーグルをつけたままニッと笑い、親指を立てて見せた。
この砲弾が飛び交う危険地帯の中、命がけでフェイレイたちをティル・ジーアまで届けてくれたらしい。
「良くやった! 下で休め!」
バシン、と彼の背中を叩き、作業員たちに彼を託す。
そしてアリアはギルドの街中へ降りる。すでに戦闘は開始されているようだが、住人はシェルターへ避難済み。今地上にいるのは戦闘員のみだ。
居住区はすでに呑み込まれ、今は商業区に防衛ラインを置いていた。
「人の営みを奪う下劣な輩め」
激しく銃弾が飛び交い、剣と剣がぶつかり合う戦場。そこに見知った銀髪を見つける。
「班長!」
「おう、来たか!」
ガルーダはアリアの姿を認めると、狙撃銃型の魔銃を構えた。
「精霊の力がねぇからな! 威力は落ちる!」
「分かっている。援護しろ!」
「了解!」
アリアはじゃあな、とブライアンに声をかけながら屋上を走っていく。そうしていると、黒い煙を吐き出しながら突っ込んでくる飛行艇があった。
それはアリアのすぐ横を通り過ぎると、滑走路を削りながら滑って行って格納庫に激突した。
すぐさま消火剤を持った作業員たちが辺りを取り囲む。
そこに無傷の飛行艇が下りてきた。滑走路途中で止まったそれから降りてきたのはマックスライアンだ。彼はアリアになど気づきもせず、格納庫に突き刺さっている飛行艇へ駆けて行った。
「タウ!」
彼の叫びを耳にして、アリアもそこへ向かう。タウはマックスライアンの息子。そしてフェイレイとヴァンガードを乗せていたパイロットだ。
白い機体には無数に穴が空き、よくこれで帰ってこれたなと言いたいほどだった。
「タウ、フェイたちは!」
マックスライアンを追い越して走っていったアリアは、今にも火に包まれそうな飛行艇から助け出されたタウに飛びついた。
タウはぐったりした様子だったが意識ははっきりしていた。アリアの声に顔を上げると、ゴーグルをつけたままニッと笑い、親指を立てて見せた。
この砲弾が飛び交う危険地帯の中、命がけでフェイレイたちをティル・ジーアまで届けてくれたらしい。
「良くやった! 下で休め!」
バシン、と彼の背中を叩き、作業員たちに彼を託す。
そしてアリアはギルドの街中へ降りる。すでに戦闘は開始されているようだが、住人はシェルターへ避難済み。今地上にいるのは戦闘員のみだ。
居住区はすでに呑み込まれ、今は商業区に防衛ラインを置いていた。
「人の営みを奪う下劣な輩め」
激しく銃弾が飛び交い、剣と剣がぶつかり合う戦場。そこに見知った銀髪を見つける。
「班長!」
「おう、来たか!」
ガルーダはアリアの姿を認めると、狙撃銃型の魔銃を構えた。
「精霊の力がねぇからな! 威力は落ちる!」
「分かっている。援護しろ!」
「了解!」


