「春!いいの。 祐樹は朝は苦手なのにわざわざ私を迎えに来てくれるんだから」 春は納得いかないような顔をしていたが、春の頭を撫でてやったら機嫌が直った。 「澪さん、おはようございます。 外で話すなら車に乗ってから言い合って下さい!遅刻しますよ!」 私が言い合いしてたんじゃないのにな。 まぁ、私が原因…か。 「ごめんなさい」 「ってか、尚人! 言い合いしてたのは祐樹と春だろ? 澪は関係なくね?」