そんな時、鬼王に出会った。 まだ入学して間も無い頃、鬼王の総長…谷山 祐樹と出会い気に入られた。 それから鬼王の倉庫に出入りしているうちに"姫"と言う座についたんだ。 別に私は"姫"と言う立場…地位なんて欲しいと思った事はない。 ただ誰か私の事を理解してくれる人が欲しかっただけ。 彼らは闇を抱えている。 闇を抱えている人間は闇を抱えている人間を理解出来る。