Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

最後に残された兵は、恐怖のあまり床に尻もちをつく。


無理もない。

瞬きのつかぬ間に、2人も殺されたのだから。


…そして、美影の前にだれかが降り立った。


そこに現れたのは、…血が滴り落ちる刀を握った由羅だった。


「…お、お前はっ…」


兵はへたり込みながら、恐怖で震える手で刀を構える。


「…く、くそぉーーーー‼︎‼︎」