「もう諦めて選んでくれよ!」 「俺たち、みんな萌ちゃんが好きなんだ!」 …萌? 何言ってんだこいつら? 今屋上から出て行ったら面倒だなー…と、思いながらも、俺はドアの鏡越しに、薄っすらの見える影に気付いた。 …女? どうやら、少しだけ状況が理解できた。