体の中全てを駆け巡らせたような大きな叫び。
自分に向けられた声だと、すぐに分かった。
そしてその声の持ち主も。
「か、母さんっ・・・何で・・・っ・・。」
けれど、体はすぐに反応しており、言葉を言い終えた頃には母さんの腕にしっかり掴まっていた。
「しっかりっ・・、掴まるのよ・・・今引き上げてあげるから・・・」
けれど、俺よりも随分と華奢な母さんには俺を引き上げる事が出来なかった。俺の足はすくんでいて上手く動かない。
くそっ・・・何でだよ
動け!
動け!
「蓮。ちょっと手を離して、炎ギリギリまで避けて。」
母さんの声が強く、響いた。
それは叫び声ではなかったが、母という堂々たる貫禄のもとに放たれるような凛々しい声そのもので。
俺は言われるがままになる。
すると、何と母さんが窓から飛び込んできた。俺は炎をかわしつつ、目の前に立つ母さんを見る。
自分に向けられた声だと、すぐに分かった。
そしてその声の持ち主も。
「か、母さんっ・・・何で・・・っ・・。」
けれど、体はすぐに反応しており、言葉を言い終えた頃には母さんの腕にしっかり掴まっていた。
「しっかりっ・・、掴まるのよ・・・今引き上げてあげるから・・・」
けれど、俺よりも随分と華奢な母さんには俺を引き上げる事が出来なかった。俺の足はすくんでいて上手く動かない。
くそっ・・・何でだよ
動け!
動け!
「蓮。ちょっと手を離して、炎ギリギリまで避けて。」
母さんの声が強く、響いた。
それは叫び声ではなかったが、母という堂々たる貫禄のもとに放たれるような凛々しい声そのもので。
俺は言われるがままになる。
すると、何と母さんが窓から飛び込んできた。俺は炎をかわしつつ、目の前に立つ母さんを見る。



