ふちどられたミライの中で【ケータイ小説向上の会企画作品】

視界を赤が満たしていた。



どれ程気を失い、その間に何が起こってしまったのだというのだろうか。




パチパチと音を立てて火花は散り、先端からはどす黒い煙を放っている。目の前で燃え上がり、ジワジワと自分に近寄って来る。



「な」


とただそれだけしか声にならなかった。叫びたい気持ちも、恐怖さえも超えて、


ただただ疑問だけがよぎって行くのだ。




何故?


何故?




「熱ッ・・・・・。」




とっさに腕で顔を隠すも、袖が飛んできた火花によって焦げる。




何故?


あつい



クルシイ



何故?



訳が、分からない。