ふちどられたミライの中で【ケータイ小説向上の会企画作品】

ははっ

こうも予想通りの展開になると笑っちまうもんなんだな。その時の俺の表情は苦笑いとも取れる笑顔だっただろう。


そして、その時のお前の顔もようく覚えてる。



困惑して、「まさか冗談?」とでも言いたそうな顔を浮かべて。眉にシワ寄せてたお前の顔は忘れられるものじゃない。


どことなく、印象的だったのだ。



そう、どことなく。

何となく。



「あの・・・・えっとー・・・。」


「嘘なんかじゃあ無えよ。本当だ。」


「どうして・・・ですか?病気?それとも何かに狙われてるとか・・・?」



はっ、何だよその切り替えし。

病気だって?風邪だってほとんど引いた事が無いんだ。

狙われてる?家族には恨まれてるけど、狙われることは無いんじゃないか?



一呼吸置いて言葉を発した。


「自殺だよ。」



俺のその一言がやけに響き渡った。まるで、音を反響することすら忘れた筈の廃墟に

反響されたみたいに。



それともやっぱ、この言葉は


重いのかな。




まだ、信じられないような顔つきで俺を見つめるもんだからもう一回。



「自殺だよ。」